OSTKみんなのしあわせ増刊 昭和51年10月2日第3種郵便物認可(毎月5.15.25日発行) 発行 障連協定期刊行物協会  〒558-0011 大阪市住吉区苅田5-11-22  TEL(06)6697-9005 FAX(06)6697-9059 購読料1部100円 年間購読料 1200円 よさみのニュース 2019年11月16日 No.213(11月号) 編集 よさみ野障害者作業所 〒558-0023大阪市住吉区山之内4-12-31 TEL(06)6699-7767 FAX(06)6699-7888 【1面】 「2019年度バス旅行in神戸 10月4日」 集合写真を掲載 2面に関連記事 【2面】 「2019年度バス旅行」 去る10月4日に日帰りバス旅行に行ってきました。今回の目的地は神戸ということで、海沿いの景観の良い道を颯爽とドライブしてスタートです。 最初の目的地は昼食場所である「神戸ポートピアホテル」です!高級感満載のホテルに、少し緊張する仲間や、豪華な食事を前に満面の笑みの仲間も。魚と野菜中心の和定食菜なのですが、そのクオリティーの高さにみんな大満足!! 食事の後は、今回の旅行の目玉である「神戸どうぶつ王国」へ。まずは入り口で記念撮影。それからグループに分かれて園内の散策です。 園内には、手の届く範囲に動物がたくさんいます。仲間によっては、ちょっと怖いのかハラハラドキドキといった様子です。猫やウサギをさわれる「ふれあいコーナー」が大人気。今度は職員が優しくさわってくれるかハラハラドッ キドッキです。 秋晴れの空の下、 仕事を忘れて、心が弾む一日となりました。 「今年度(二〇一九年)支える会にご加入・ご継続いただいた方(11月7日現在)」 斉藤 てる子様 出水 澄子 様 岡田 和雄 様 川野 幸恵 様 岡田 香澄 様 一柳 祐則 様 原田 紘希 様 中垣 昌三 様 岡崎 康夫 様 松村 高志 様 丸谷 賢司 様 梶谷 祐司 様 速水 美代子様 小田 俊哉 様 小竹 一輝 様 小林 憲央 様 斉藤 繁明 様 角田 華子 様 田下 恵子 様 鳥越 清貴 様 山本 達也 様 柳原 知子 様 伊藤 修  様 平部 千壽 様 平岡 サチ子様 錦織 肇之 様 森田 敏裕 様 溝上 恵美 様 山本 修  様 宮里 善裕 様 松下 敏明 様 高野 史郎 様 林  優雅 様 上野 真紀 様 吉岡 茂雄 様 錦織 史郎 様 溝上 孝則 様 兼田 麻由 様 吉見 栄夫 様 川口 陽子 様 高崎 平  様 東辻 律子 様 宮田 慶子 様 中尾 照夫 様 荒川 博子 様 木内 美知子様 伊藤 豊  様 木村 初枝 様 安食 正雄 様 木下 喜代子様 粕谷 武志 様 杉島 幸生 様 正森 博子 様 伊東 清  様 千野 今日子様 岡林 敏夫 様 ありがとうございました 【3面】 「CALENDAR&GOODS CATALOG 2020 きょうされん 2019年度 冬季販売事業 カレンダーカタログ」 きょうされんオリジナル 壁掛け「はたらく仲間のうた」 卓上カレンダー スケジュールブック きょうされんふきん バスタオル タオル クリアファイルセット マスキングテープ メモ帳 チコちゃん カレンダー トランプ 付箋(ふせん)セット エリックカール ベストコレクション 卓上カレンダー パズル&トランプ マグネット かるた おしりたんてい めくってパズル カレンダー トランプ キャラクター プリキュア くまのプーさん アンパンマン となりのトトロ すみっコぐらし ディズニー きかんしゃトーマス 暮らし 野鳥 相田みつを ムーン 歳時記 子猫のマンチカン コロコロマメシバ スーパー新幹線 世界の絶景 デリッシュキッチン 上記以外にも数多く取り扱っています。 詳細をご希望の方は作業所までご連絡ください。 取扱い:よさみ野障害者作業所  〒558-0023大阪市住吉区山之内4-12-31 TEL 06-6699-7767/FAX 06-6699-7888 【4面】 よさみ野ではなかま(利用者)の活動をより充実させていけるように、様々な形でのボランティアを広く募集しています。   土曜取り組み   日にち:毎月第3・第5土曜日 場所:よさみ野障害者作業所 よさみ野では毎月第3・第5土曜日にお菓子作りや音楽活動を行っています。仲間の介助などを手伝って頂けるボランティアさんを募集しています。 クリスマス会 日にち:12月14日(土) 場所:苅田土地改良会館 ゲームやステージの出し物など、イベ ントが盛りだくさん。 一緒にクリスマス会を盛り上げて頂けるボランティアさんを募集しています。 ご協力いただける方は、当作業所までご連絡をお願いします。 <連絡先>よさみ野障害者作業所6699-7767 「ともしび」 私たちの作業所では利用者の方のことを「仲間」と呼んでいます。なぜそう呼ぶかというと、そこには「一緒に働く仲間」といった想いが込められています。 よさみ野障害者作業所の前身であるよさみ野共同作業所は今から37年前に誕生しました。当時は、行政からの支援はほとんどなく利用者も職員も一緒になって手を取り合い、仕事をしたり、地域で協力して頂ける人の輪を広げることや、障害のある人の権利の拡充を求めて運動を展開してきました。 現在では、利用契約制度の下で、当時とは違い利用者と職員という位置づけが言葉通りのものになりつつあると感じています。しかし、この「仲間」という言葉に込められた先人の皆さんの想いを、現在働く私たちが受け止めていくことが大切だと感じています。 利用者と職員という言葉では、互いの立場の違いを明確にし、サービスを受ける側と提供する側に分け隔てる意味合いが生じることで、2者間の関係性に障害者福祉実践のほとんどが集約されてしまいます。 一方、「仲間」という言葉には、利用者と職員という分け隔てを取り除く意味合いが生じることで、障害者福祉実践が2者間の関係性だけでなく、地域社会とのつながりを深めたり、国や大阪府といった行政機関へ働き掛けることで、法律をより良いものに変えていく運動への参加などを通して、障害のある人がより良く暮らせる社会の実現に向けた原動力になる力があるのではないでしょうか。 しかしながら、今私たちがつかう「仲間」という言葉にはそうした深みや重みはなく、ただ利用者と職員との関係をフラットにするだけで、利用者に対する尊厳を軽んじるだけのもになっていないかと感じています。 本来の「仲間」という言葉には、「障害があるなしに関係なく互いに尊重し合い同じ立ち位置に立つ」といった意味合いが込められていると思います。「仲間」という呼び方は友達関係を指すものではないこと、そして職員同士の関係性においても同様の認識をすることが極めて重要だということです。 そして、その上で仲間という言葉に込められた先人の想いを引き継ぎ、障害のある人の権利の拡充を進め、だれもが住みやすい社会の実現に向けて、作業所に関わる全ての人が手を取り合っていけるような職場の再構築が急務だと感じています。(す)