OSTKOSTKみんなのしあわせ増刊 昭和51年10月2日第3種郵便物認可(毎月5.15.25日発行) 発行 障連協定期刊行物協会  〒558-0011 大阪市住吉区苅田5-11-22  TEL(06)6697-9005 FAX(06)6697-9059 購読料1部100円 年間購読料 1200円 よさみのニュース 2018年5月31日 No.205 (5月号) 編集 よさみ野障害者作業所 〒558-0023大阪市住吉区山之内4-12-31 TEL(06)6699-7767 FAX(06)6699-7888 【1面】 「山之内運動会」      去る五月二十日に、山之内スマイル協議会主催の大運動会が開催され、よさみ野障害者作業所も参加しました。  当日は天候にも恵まれ、よさみ野の仲間たちもパン食いや飴食い、玉入れといった競技に参加しました。他の作業所の仲間や地域の方々との交流を楽しみながら、充実した時間を過ごすことができました。 【2面】 「新人紹介」 武田さん はじめまして。四月から新しくよさみ野の職員に加わりました、武田奈穂(たけだなほ)です。現在は内職班でなかま達と一緒に仕事に励んでいます。 慣れないことや分からないことが多いですが、なかまと一緒に楽しく充実した日々を過ごしています。 趣味は音楽を聴くことでおもにバンドが好きでライブやフェスに行くのが好きです。他にも歌うことが好きなのでカラオケになかまと行けたらいいなと思います。みなさん、よろしくお願いします。 手賀さん はじめまして。4月からよさみ野で職員として新しく加わりました手賀美由紀(てがみゆき)です。現在、事務所で経理や事務の仕事をしております。 前職では接客もしており、人とお話することが大好 きです。 まだまだ分からない事が多いですが、仲間やみなさんと一緒に楽しく頑張っていきたいと思っています。どうぞ、宜しくお願いします。 今年度から2名の職員がなかまに加わりました。がんばっていきましょっ! 「後援会(支える会)からのお願い」 よさみ野福祉会が今までと変わらない支援を続けていくためには、法人の経営努力も求められますが、後援会(支える会)が大きな会になり、法人と力をあわせて障害者の働く場や生活の場を支えていく基盤作りを進めていかなければならないと考えています。 これまで、第2よさみ野障害者作業所の移転やグループホームの開所など、少しずつ基盤を充実させることができています。これも偏に、皆さま方のご支援・ご協力の賜物と存じております。 引き続き、障害を持っている人たちが、瞳を輝かせながら働き、暮らしていける場を広げていくために、「よさみ野福祉会を支える会」(後援会)へのご入会・ご継続をお願いいたします。 社会福祉法人よさみ野福祉会を支える会(賛助会) ※賛助会員 個人 1口 1000円(1年) 団体 1口 5000円(1年) 何口でも結構です。 ★上記会費には、「年間機関誌購読料」を含んでいます。 ★会費の納入は、下記の口座をご利用ください。 <郵便振替> 口座:00990-1-222040 名義:よさみ野福祉会を支える会  今年度すでに更新いただいている方の氏名につきましては、次号で紹介させていただきます。 【3面】 「国会請願署名行動」   去る5月24日に「障害福祉についての法制度の拡充に関する請願署名」を国会議員の皆様に紹介議員になって頂けるように、全国各地の障害者施設の仲間400名と一緒に議員会館にお願いに行って来ました。 この署名はよさみ野障害者作業所のなかま・職員だけでなく、関係団体や地域の皆様にもご協力頂いたものです。そうしたご協力のもと、よさみ野で1800筆、全国で合計100万筆の署名を集めることができました。ご協力頂きありがとうございます。厚く御礼を申し上げます。  請願署名の項目を丁寧に説明しながら、10名の国会議員の方の事務室を回りました。国会の会期中ということもあり、ほとんどの方は秘書対応や不在という状況でしたが、一名の国会議員の方が、昼休みの時間を利用して会ってくださいました。その場で、紹介議員になって頂くだけでなく、実際の現場で起こっている実態についても、お話を聞いて頂けました。 請願項目 ①障害のある人が家族に依存することなく、自ら希望する自立した生活が送れるよう、所得を保障し、生活を支援する制度を確立してください。 ②深刻な職員不足の解決に向けて、一般労働者の平均賃金より月10万円も少ない福祉職の給与を増額するよう、報酬体系を抜本的に見直してください。 ③障害のある人が、65歳を超えても必要とする制度を原則無料で使えるよう、障害者総合支援法の介護保険優先原則を廃止してください。 ④地域活動支援センターについては、安定した運営ができるよう、国がその実情を把握し、国の責任で予算確保のための措置を講じてください。 ⑤障害者権利条約でうたわれた『他の者との平等』の権利を保障できるよう、障害関連予算の配分率を先進国の平均値なみに引き上げてください。 【4面】 「ボランティア募集」 よさみ野ではなかま(利用者)の活動をより充実させていけるように、様々な形でのボランティアを広く募集しています。 土曜取り組み 日にち:毎月第3土曜日 場所:よさみ野障害者作業所 よさみ野では毎月第3土曜日にお菓子作りや音楽活動を行っています。仲間の介助などを手伝って頂けるボランティアさんを募集しています。 なかまの集い 日にち:6月22日(金) 場 所:生野区民センター ゲームやステージ発表など様々な企画、 取り組みを行います。会場の準備など一緒に「集い」を盛り上げて頂けるボランティアさんを募集しています。 ご協力いただける方は、当作業所までご連絡をお願いします。 <連絡先>よさみ野障害者作業所 6699-7767 「今後の予定+自主製品販売」 ●定例区役所販売(第1・3月曜日) 日にち:6月4日・18日 場所:住吉区役所1階 時間:10:00~15:00 ぜひお越し下さい!! 「ともしび」 4月、大阪府の福祉医療費助成制度が改定されました。障害者医療費助成制度については従来の1医療機関1日500円まではそのままに1,000円(月2回)の月額上限が撤廃され、負担増となりました。今回の改定は老人・障害分野だけでしたが、今後、ひとり親、子どもと自己負担額が増えていくと考えられています。 また、財務省は健康保険の窓口負担についても、自動的に「3割負担」以上に引き上げる仕組みの導入を検討しています。2002年国民の反対を押し切って「3割負担」を強行採決した際、「将来にわたって7割の給付を維持する」と約束した法律も無視されようとしています。これら、窓口負担をあげる動きは、現在でも高い医療費が支払えずにいる高齢者や障害者がいる中、さらに医療機関受診から遠ざけ国民の命を脅かすものになりかねません。 わたしたちが必要なときに安心して医療を受けられることは国民にとって当然の権利ではないでしょうか。国に責任をもってその義務を果たしてほしいと願うと共に、私たち福祉従事者も作業所に通う仲間、自分自身、その将来を見据えて権利を守るため、声をあげていく必要性を感じています。(s)