昭和51年10月2日第3種郵便認可(毎月5.15.25日発行) 増刊 発行 障連協定期刊行物協会 〒558-0011 大阪市住吉区苅田5-11-22 TEL(06)6697-9005 FAX(06)6697-9059 購読料1部100円 年間購読料 1200円 OSTKみんなのしあわせ みんなのしあわせ増刊    よさみのニュース No.189(3月号) 2015年3月31日発行 連絡先 よさみ野障害者作業所 〒558-0023大阪市住吉区山之内4-12-31 TEL(06)6699-7767 FAX(06)6699-7888 【1面】 第21回なかまの作品展  3月6日と7日に「キャナル長堀」にて、仲間の作品展が開催されました。よさみ野作業所も作品展示と授産製品販売で参加しました。        当日は、たくさんの人が、来場されました。「これどうやって作ったん?」「すごいね」等の言葉を頂きました。 【2面】 福祉Now 社会福祉法人はどうなるの? 〜社会保障審議会報告書より〜  昨今、社会福祉法人に関して新聞紙上等でいろいろな報道がなされている中、2月12日に社会保障審議会福祉部会が、「社会福祉法人改革について」という報告書が公表されました。  報告書の中では、社会福祉法人制度の見直しの基本的な視点として、@公営性・非営利性の徹底、A国民に対する説明責任、B地域社会への貢献をあげています。また、日常生活・社会生活上の支援を必要とする者に対して、無料または定額の料金により福祉サービスを提供することを社会福祉法人の責務として位置付けることが必要であり、地域における公益的な取り組みを社会福祉法人の社会的な使命とすべきだとしています。 具体的な内容は  具体的な内容としては、理事・理事長の役割・権限・義務・責任を明らかにし、理事会による理事・理事長に対する牽制機能を制度化や評議員会を議決機関として法律上位置づけ、評議員の権限や責任を法律上明記する必要があるなどとしています。  また、評議員会が議決機関と位置づけられることに伴い、地域や利用者の意見を法人運営に反映させるために、地域の代表者や利用者または利用者家族の代表者等が参加する運営協議会の設置も求めています。  「内部留保」については、現状に基づいて見直しが行われました。法人が保有する資産から事業継続に必要な最低限の財産額を控除し、その残った額を「再投下財産額」という言葉で言い表すように変わっています。  先述の計算をした結果、余剰が出る社会福祉法人については、社会福祉事業または公益事業の新規実施・拡充にかかる計画の作成を義務付けることが必要だとしています。 社会福祉法人に対する規制だけでいいのか?  そもそも介護保険が実施されて以来、社会福祉法人以外の団体も社会福祉事業が行うことができるようになりました。その後、同じ事業をしているのに社会福祉法人だけが税制等の優遇を受けるのはおかしいということで、社会福祉法人に対する規制が厳しくなってきています。 しかしながら、そもそも国や自治体だけで社会福祉事業を担うことが困難であることから、国・自治体以外の担い手として、社会福祉法人制度ができてきていると思います。勿論、社会福祉事業は公費(税金)が充てられているので、事業内容や財務状況については、公表しなければならない純と思います。  ただ企業が社会福祉事業を行う際に、公費を会社の儲けや株主の配当に回してもよいのでしょうか。利用者に対して支援をしている職員の処遇を改善したり、社会福祉事業に還元しなければならないという規制も必要ではないでしょうか。 支える会(後援会)にご加入・ご継続ありがとうございます 松村 高志 様  坂口 俊彦 様  平井 啓祐 様 室田 澄江 様  西山 進  様  齋藤 繁明 様 重見 一平 様  森脇 敬太 様  池田 聡子 様 高橋 真由子様  鳥越 清貴 様  中森 有子 様 岸  浩子 様  川邊 洋子 様  角田 華子 様 井上 力  様  首藤 浩  様  伊藤 修  様 柳原 知子 様  伊東 清  様  難波 一郎 様 速水 美代子様  津田 久美 様  前田 雅子 様   ありがとうございました。 【3面】 ランチ&バイキング 行ってきました〜  さる3月23日(月)に紙すき班の月に一度の取り組みで、外食とハイキングに行ってきました。まず、ランチは河内松原にある喫茶店を訪れました。こちらのお店では、日替わりランチやカレー、パスタがお手頃な価格で頂くことができます。今回は、それぞれ日替わりランチ(ポークチャップ)や、ミンチかつ定食など好みに応じてオーダーしました。  食事の席はなんとテラス席です。少し肌寒い気候でしたが、日差しが暖かく、いつもよりみんな食が進みます。普段は、なかなか完食できない仲間が一番手で全部平らげていました。やっぱり、外で食べるとひと味もふた味も違います。  おなか一杯になった後は、しばらくドライブです。松原を出発し東へ、奈良県は香芝市目指します。車窓からは、桜の木のつぼみが少し膨らんでいるのが見えたりと、春の訪れが感じられます。また、二上山が少しづつ大きくなり山に近付いてきていると実感できます。さて、そうこうしている間に目的地に到着です。  目的地は、屯鶴峯というところです。ここは二上山の北西の、標高150メートルの丘ですが、真っ白な「白色凝灰岩」の層が見られる奇勝として知られています。  入口の駐車場に車を停めてみんなで登っていきます。少し登ると小さな公園となっていますが、その奥に白い岩が見えます。その白い岩を登ると中々の絶景です。みんな景色に圧倒され、普段とは違った表情です。  興味のある方は是非一度訪れて下さい。 【4面】 御寄付  丸高商店 様 授産製品の材料を提供していただきありがとうございます。 ボランティア募集 よさみ野ではなかま(利用者)の活動をより充実させていけるように、様々な形でのボランティアを広く募集しています。 ご協力いただける方は、当作業所までご連絡をお願いします。 <連絡先> よさみ野障害者作業所 6699−7767     土曜取り組み 日にち:毎月第3土曜日 場所:よさみ野障害者作業所 よさみ野では毎月第3土曜日にお菓子作りや音楽活動を行っています。仲間の介助などを手伝って頂けるボランティアさんを募集しています。 今後の予定+自主製品販売 ●定例区役所販売(第1・3月曜日) 日にち:4月6日、20日 場所:住吉区宅所 1階 時間 10:00〜15:00 ●バリアフリー展 日にち:4月16日(木)〜18日(土) 場所:インテックス大阪 時間:10:00〜17:00 ●山之内ガレージセール 日にち:4月25日(土) 場所:山之内小学校 時間:10:00〜15:00 ともしび  季節がひとまわりし、また春がやってきました。春の訪れと聞くとなんだか楽しい気持ちになりますが、一方で春はうつ病などの気分障害を起こしやすい季節とも言われています。  うつ病の”季節との関わり”を系統的に研究している専門家によると、春と秋のいわゆる「木の芽どき」(3月〜5月)と、「枯れ葉どき」(9月〜10月)は、実際に発病したり入院したりする方が多くなるという統計が出ているそうです。というのも、激しい気温の変化が自律神経に大きな負担をかけてしまうからです。また、日本において3月、4月は、卒業、入学、就職といった生活環境が大きく変化する時期でもあり、新たな生活で精神的な負担が大きくなる季節でもあります。  こうした春先の気分障害を防ぐためには、規則正しい生活を送ることがまず第一のようです。規則正しい生活を送ることで体内時計を整え、自律神経への負担を軽減できます。またストレス解消やうつ病予防に有効とされているのがジョギングやウォーキングなどの有酸素運動です。  春はスタートを切るにはいい季節です。大きな環境の変化がなくても、ちょっとした運動や新しい生活習慣を始めて、新たな気持ちで1年を始めてはどうでしょうか。(Y)